彼氏が既婚者かどうか住所を調べて確認する

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◎彼氏が既婚者かどうか住所を調べて確認する

探偵が扱っている調査の内、結婚を視野に交際相手の素行を調べる調査を指して、結婚調査、あるいは婚前調査というものがあります。

その中で、交際している彼氏の様子がおかしく、どうも結婚している既婚者じゃないかということで彼氏の住所を調査してほしいといった依頼もあります。

そうした相談者が不審に思う点として、よく挙げるのが、例えば以下のようなケースです。

  • 会うのはおもに平日で、土日、祝日はなんだかんだと用事があり会えず、連絡もつかないことが多い
  • 長期の旅行計画をもちかけても断られる
  • 彼氏の家に行きたいといっても断られる
  • 彼氏が住んでいるという地元さえ一緒に行くことを拒まれる

普通に考えれば、これだけですでに怪しいと言えますが、やはり好きな相手ですので、どうしても信じたいという気持ちが優先するのか、あるいは、強く言って関係を壊したくないという心理もあるのか、かなりの交際期間を経て相談に来られる方もいます。

そして、調査を行い、彼氏の住所を突き止め、実際に彼氏の家まで行ってみると、子供用の三輪車があったり、子供や女性ものの洗濯物が干してあったりと、既婚者であることが明らかになります。

もちろん、実際には、もう少し尾行や張り込みを行い、対象者である彼氏の行動を観察し、既婚者であるという決定的な証拠を収める必要がありますが、報告を受けた依頼者は、既婚者であるという事実を突きつけられ、やむなく別れを決断されます。

誰も好き好んで既婚者と交際しようとは思わないので、当然のことかと思います。

確かに、既婚者だとわかって傷つくかもしれませんが、こうしたケースでは早く事実を確認し、決断を下すのが得策です。

既婚者だと知らずに、ずるずると交際を続ければ、さらなるトラブルに巻き込まれ、時間を無駄にしてしまうからです。

既婚者とは知らずに交際を続けることのリスク

彼氏が既婚者だと知らずに交際を続けることで、例えば、以下のようなトラブルに巻き込まれるリスクがあります。

妊娠の可能性

交際を続けていれば、そのうち妊娠する可能性も高まります。

妊娠したことを告げても、既婚者である相手は当然、堕ろすように促すでしょう。

その時になって、既婚者だとわかっても後の祭りですし、中絶するようなことになれば、傷つくのはこちらです。

さらに、中絶できる期限を過ぎてしまっていれば、産まざるを得なくなり、その後、シングルマザーとして子供を育てていくか、相手に出産した子供を認知させるかという問題も出てきます。

既婚者であれば、認知に応じる可能性は低く、認知させるための手間もかかってしまいます。

【参考】妊娠→中絶or出産 子供の認知のために父親の行方を探す

相手の配偶者から不倫の慰謝料請求をされる可能性

こちらは、相手が既婚者だと知らないとはいえ、相手の妻からすればこちらは自分の夫の不倫相手ということになります。

何らかのきっかけで、相手側で不倫がばれ、妻側からすれば不倫相手であるこちらに、その賠償としての慰謝料を請求される可能性もあります。

もちろん、慰謝料が認められるのは、こちらが相手が既婚者であるということを知りながら交際していたという事実がなければ認められませんので、こちらが既婚者であることを知らなかったということが事実があれば、支払う必要はありません。

しかし、相手の出方次第では、さまざまな手続き的な面倒に巻き込まれる可能性もあります。

金銭をだまし取られる可能性

結婚の約束をちらつかせながら、金銭を無心し、ばれそうになったり、これ以上搾り取れないとみると音信不通になり行方をくらます・・・いわゆる結婚詐欺犯は、だいたい既婚者やその他多数の女性と交際しているパターンが多いです。

今はまだ金銭の貸借は無いものの、その彼氏が結婚詐欺師的な金銭目的で交際しているような相手だった場合には、そのまま交際を継続するうちに、なんだかんだと理由をつけ、多額の金銭を借り、ある日突然、行方をくらますということもありえます。

そうなってしまえば、住所がわからないため返済を求めることができず、金銭的な負担を負ってしまうことになってしまいます。

婚約していた場合には慰謝料請求もできる

もし彼氏と婚約をしていて、その結果、既婚者だとわかり婚約破棄となった場合、相手方に慰謝料を請求できる場合もあります。

一般的に、婚約は法律でも保護された一種の契約ですので、正当な理由無く婚約を破棄された方は、破棄した相手に債務不履行、不法行為ということで、慰謝料を請求することができます。

この慰謝料請求は、婚約破棄に至った原因を作った相手方に対しても行うことができ、ここで取り上げているような、既婚者であることを隠し、その上で婚約をした相手方に婚約破棄の責任があるとされ、こちらが破棄をしたとしても相手方に請求することもできます。

ただし、婚約は口頭でも成立しますが、慰謝料請求で争う際には、書面や婚約指輪、結納等々、婚約の事実を証明する必要がありますので、事前に弁護士に相談した方がいいでしょう。

トラブルを未然に防ぐためにも探偵に住所調査を依頼する

好きな彼氏のことを信じたいのはやまやまですが、上述のように、さまざまなリスクもあり、既婚者と交際を継続しても何も得るものはありません。

なので、彼氏に不審な点があれば、できるだけ早い段階でお互いの話し合いで解決するか、できない場合には、探偵に住所調査を依頼して事実を確認したほうがいいかと思います。

こうしたケースで相手の住所を調べるのは比較的簡単で、例えば、外で彼氏とのデートの後、別れた彼氏をそのまま尾行すれば、住所を調べることができます。

うまくいけば、その日1日で調査を完了できる場合もありますので、そうなれば、料金的にも比較的安く済みます。

もちろん、既婚者であるという事実を証拠として収めるために、さらに数日、張込みや尾行で調べる場合には、もう少し費用がかかる場合もありますので、どこまでを調べるのかは、事前に探偵側と打ち合わせを行う必要があるでしょう。

以上、彼氏が既婚者かどうかを調べる必要性についてまとめてきました。

自身の将来の為にも、できるだけ早めに決断することが重要ではないでしょうか。

【参考】探偵興信所の料金や費用相場を解説

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